BLとして銘打って売っているわけではない 。
でも「男同士の関係が、なんだかとっても…」
そんな小説を一般書籍から集めてみました。
まだまだ読んでいない作品がありましたらこれからチャレンジしてみるといいかも…?
何気ない顔で堂々と公の場で読みつつ、ほんのり香るBL臭に酔いしれてみると、新たな扉が開かれるかもしれません。
なんといっても腐女子の根源は、公式にはない関係への妄想力ですから。
長くなりましたので、分割いたしました。
BLっぽい一般書籍の記事一覧
まずは三浦 しをん先生
いわずと知れた有名作家さん。ご本人自身も腐女子に理解…というかご本人も…
……たくさんありすぎて紹介し切れませんが、興味のある方は三浦 しをんを検索して、是非!その世界に入り浸ってみてください。
次もこれまた有名な長野まゆみ先生
この方の書く作品はどれも本当に、腐心を擽って捕らえて離さない作品が多いです。
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- 不思議な経験をした少年は、やがて水神の祟りにあい因果と転生を繰り返す。人と異形のものとの妖しい邂逅の物語。
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- 不思議な縁を描く「白薇童子」他、夜叉に堕ちゆく美しき舞手の苦悩、将軍家に生を受けた双子の運命の悲哀など、心に巣食う残虐性を流麗な文章で綴る官能溢れる草子3編。
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- 思いがけないことから、彼らの運命は動きはじめる。妖しく煌く14の極上短篇集。
……こちらもたくさんありすぎて紹介し切れませんが、興味のある方は長野まゆみを検索して、是非!その世界に入り浸ってみてください。
最後に恩田 陸先生
これまた有名も有名な作家さんですが…。
毎回きちんとした世界観があって引き込まれ、キャラクターの個性がそれぞれ引き立っていてみんなが魅力的!
以下、
腐人気が高い小説をまばらに紹介していきます。
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- 三島「男にしか肉慾を感じない」/流石の描写。禁色
も合わせて読んでほしい
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- 「車輪の下は、腐女子のバイブル」と一部ではいわれる作品。少年が女性と付き合う前の、同性愛的友情・擬似恋愛的友情が描かれている。
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- 剣に生きる男の恋と波乱の生涯を華麗に描く、アメリカ・ファンタジイ界期待の新鋭の傑作長篇。《愛人の美青年あり》
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- ・高杉が久坂に惚れてひとりH・他の男性にレイプされかける作品。読後の評価は分かれるようです。
ここに出ていない作品で、「この作品もソレっぽい匂いがする!」というのがありましたら、コメント等でお知らせしてくれるとうれしいです。 追加してまとめていきたいと思います。
あくまでも、「BLっぽい妄想ができる・できやすい」一般書籍です。【濃いBL要素】は期待せずに、妄想力を最大限に生かしてお読みください。
作者様は意図していない可能性もあります。ひっそり楽しみましょう。
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過去のコメント
名もなき乙女 2014年 4月 24日
カスタム・チャイルド罪と罰
遺伝子を改変して自在に子供をカスタムできる近未来、ジーンプア(遺伝子貧乏)と呼ばれ手術を受けなかったことにより差別される少年と、カスタムされたのに親の期待通りに育たなかったことにより劣等感を抱いている少年の話。モデルののような美形が平凡男子に憧れと友情を強く抱いています。
ダレン・シャン
真夜中のサーカス、フリークス(奇形)を見に行ったダレンとスティーブ。こっそり持ち帰った蜘蛛に刺され、親友を救うためにダレンは吸血鬼になることを強要される。誤解からスティーブに強く恨まれることになってしまう。ネタバレになりますが巻数が続いていくと復讐のために主人公の妹と結婚してしまう親友がいます
人と鬼と
忍びとして厳しく育てられた風鬼と雷鬼。この世のものと思えないほどの美しさと残忍さを持った風鬼、村人と仲良くしていきたいと願う雷鬼。お互いを大切に思い合っていたのに
使い捨てられる運命だった。とてもいい本なのに知名度が圧倒的になくて…ぜひ読んでほしい
裏庭で影がまどろむ昼下がり
ギャングから薬を持ち逃げした美少年、テルは雑貨屋を営む怪しい男に匿われる。その男は人間ではなかった。ラノベですが一般向けです。主人公が人外大好きです。
やさしい竜の殺しかた
閃光のアーカンジェルと呼ばれた美しい傭兵が、竜王にプロポーズされる話。これも一般向けでした
Romes06
空港警備、国家の威信をかけて開発されたコンピューターによって防衛を第一に考える職場の話ですが、部下が上司を好きすぎる話でも間違ってないです
でかい月だな
ある日突然親友に突き落とされて死にかけた主人公。親友の理由がわからなくてやきもきするんですが、そんな主人公に優しい同級生に支えられて、理由を探しに親友に会いにいきます。突き落とした理由が切ないです
fujo2 2014年 4月 24日
本のご紹介ありがとうございます!
【その3】BLっぽい一般小説 特集に掲載させていただきます。
まだまだ「この書籍もソレっぽい」という作品がございましたら教えてくださると嬉しいです。
皆様のおかげで冊数が増えてきましたので、その3まで分けることに致しました。
コメントはすべての記事で受け付けておりますので、これからもご紹介よろしくお願いいたします。
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