腐女子

【腐女子】70歳で腐覚醒した104歳の貴腐人俳人がBL俳句同人に参加

公開日: 2014年1月3日
更新日: 2015年10月30日

 

104歳の現役俳人・金原まさ子さんが、最近は30代女性が中心のBL(ボーイズラブ)俳句誌にも参加しているそうです。

以前102歳の際に取り上げさせていただいた金原まさ子さんですが、今なお現役で活躍されていると知って胸が熱くなる思いです。

 

 


以下、前回までの記事


【腐女子】102歳、世界最高齢腐女子の「尽きぬ興味 色褪せぬ情熱」

 

 


『男色大鑑』『世界の奇書』などが並ぶ本棚。句を書く糧となる

 

 

御年102歳。俳人の金原まさ子さん(長浜在住)は一日一句を作り、自身のブログで発表している。更新はほぼ毎日。100歳から始めたブログには毎日100人前後のアクセスがある。

 「エスカルゴ三匹食べて三匹嘔(は)く」「女王蟻死す立棺を用意せよ」「菜の花月夜ですよネコが死ぬ夜ですよ」…ブログにはいわゆる「アブノーマル」だと自己分析する句が並ぶ。

 近所の俳句会に誘われたのがきっかけで、49歳から俳句を書き始めた。かつては古い俳人の句集を読み漁って歴史的仮名遣いを学び「綺麗な俳句」を作っていたという。しかし、ある時期から「あなたの作品、意味わかんない」と言われる作風に変わっていった。それは夫との死別、そして一つの映画作品との出会いがきっかけだった。

 

「戦メリ」との出会い

 

 「清く正しくを第一に、真面目に生きてきました」という。生来曲がったことが嫌いで、18歳の頃に読んだ谷崎潤一郎『痴人の愛』の主人公の態度に憤慨したことは、忘れられない記憶。「女に翻弄され簡単についていく主人公を、心から軽蔑した」という。

 結婚して以降も「立派な妻」を務めあげてきた。貧しかった戦争の時代も「正しい母」であり続けた。約70年間続けてきた品行方正な性分は、73歳で夫と死別したのをきっかけに、まるで鎖を外されたかのようにガラリと変わる。「気兼ねなく、興味の赴くまま小説や映画を貪る生活をしていました。そんなとき『戦場のメリークリスマス』に出会ったんです」。

 坂本龍一演じる”ヨノイ”の頬に、デヴィッド・ボウイ演じる”セリアズ”が接吻する姿を見て興奮。「この世にこんな美しい世界があったのか」と幸福気分を味わったという。「『戦メリ』を皮切りに、ホモセクシャルをはじめとした”アブノーマル”な世界に没入していきました」と話す

 いったん鎖が外れ身軽になった体は、それ以降、アブノーマルな世界をさまよい続けた。本棚には三島由紀夫、寺山修二、澁澤龍彦らの作品や『世界の奇書』や『男色大鑑』、さらに「BL(ボーイズラブ)小説」などが並ぶ。BLをこよなく愛する女性をネットスラングで「腐女子」というが、金原さんはまさに「世界最高齢腐女子」。「こういう熱意が、長生きの秘訣かもしれません」とほほ笑む

 

目標は美容整形

 

 アブノーマルな世界を熱く語りつつも、一方で「ミーハー」な面も見せる。「このまえ来たケネディ駐日アメリカ大使の息子、イケメンで見とれちゃった。最近のお気に入りは栗原類。AKB48も可愛くて見ているのが大好き」。その口ぶりはまるで女子高校生の日常会話のよう。「世の中のことがみんな不思議で面白いの。だからこそ長生きしなきゃいけないです」という。

 「目標は東京五輪を見に行くこと。その前に宝くじを当てて、美容整形。どれくらい若くなるか試さなきゃ」。興味の尽きぬその目はキラキラと輝いて見える。

 


 

 

Twitter上の反応

 

句がもう、なんか若い

 

うーん!!まいった!!最高!!

 

腐女子歴30年以上とは( ・o・)ハッ

 

この俳人さんの心意気を見てたらオバンギャ(精々30〜40代)も「最近のバンドなんでわかんないもの(プイ)」とか食わず嫌いばかりしてちゃいけないのだと思う

 

すげぇ!大先輩や!

 

「なぜ? 80や90になって若気の至りをやってはいけないの?」と、故・岡本 敏子さんも言ってたしね♪

 

すごい素敵だと思う
 

 

敬意を込めて腐死鳥と呼ばせていただきたく…

 

金原まさ子さんとは被りっぽなしだな。
わたしも「痴人の愛」(特に映画)が大大大嫌いです!!!!

 

うおおおおおこういうおばあちゃんになりたい! 私、確実に死ぬまで腐女子だけど!

 

地元に102歳の貴腐人が…

 

私もこうなりたいな~♡

 

自分を貫き通す強さと美しさに敬礼っ! (>Д<)ゝ”

 

年齢関係ないものですなぁ。
ってか戦クリみてないんだが(映画は見る機会あっても寝てしまうので、苦手ジャンル)BL映画だったのかー。そうかー。そうかー。

 

腐ってるのはさておきもし長生きする事があればこういうばーちゃんになりたい…

 

私、こういう老女になりたい……間違っても万人受けする「可愛いお婆ちゃん」になんかなりたくない……

 

確かにこんなおばあちゃんになりたい!かっこいいなー

 

フリーダムおばあちゃまは貴腐人と呼びたまへよ 生き甲斐があるって素晴らしいことだ 一言だけ言うなら同性愛は「アブノーマル」じゃねえよ

 

40~50代の主婦がBLに目覚めるというエピソードは……、70代は初めて聞くわ。

 

なんか勇気が湧くお話だなあ。佐野洋子さんの「だってだってのおばあさん」を思い出した。

 

腐女子などと失礼な・・この人は「本物」だ。敬礼。

 

まさに貴腐人のかがみ…! でも戦メリで目覚めた方ってホントに多いんですねえ。講演会して頂きたい…。

 

ここまでさらけだせると才能も相まって尊敬するな


 

戦場のメリークリスマス 予告編

 

 


あらすじ

 

1942年、日本統治下にあるジャワ島レバクセンバタの日本軍俘虜収容所で、朝鮮人軍属カネモト(ジョニー大倉)がオランダの男性兵デ・ヨンを犯す。日本語を解する俘虜(捕虜)の英国陸軍中佐ジョン・ロレンス(トム・コンティ)は、ともに事件処理にあたった粗暴な軍曹ハラ(ビートたけし)と奇妙な友情で結ばれていく。
一方、ハラの上司で所長の陸軍大尉ヨノイ(坂本龍一)は、日本軍の背後に空挺降下し、輸送隊を襲撃した末に俘虜となった陸軍少佐ジャック・セリアズ(デヴィッド・ボウイ)を預かることになり、その反抗的な態度に悩まされながらも彼に魅せられてゆく。

同時にカネモトとデ・ヨンの事件処理と俘虜たちの情報を巡り、プライドに拘る空軍大佐(英語版)の俘虜長ヒックスリー(ジャック・トンプソン)と衝突する。東洋と西洋の宗教観、道徳観、組織論が違う中、各人に運命から届けられたクリスマスの贈りものが待っていた。

 

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