投稿日: 2021年5月22日
更新日: 2021年7月6日
※大塚明夫が板垣恵介、川原慶久が愚地克巳の声担当ッッ!特報映像公開ッ!!
松本穂香がWOWOWドラマ初主演
「グラップラー刃牙」をBL(ボーイズラブ)として読み解く腐女子を熱演!
これは、漫画「刃牙」シリーズに濃厚なBLの可能性を見出し、その妄想に取り憑かれた一人のBL格闘家の、壮絶な闘いの記録である。
WOWOWオリジナルドラマ「グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ」の2021年8月放送・配信が決定した。『グラップラー刃牙』(板垣恵介著/秋田書店)といえばシリーズ累計発行部数8500万部を突破する国民的格闘漫画。この作品を人生で初めて読んだBL(ボーイズラブ)研究家の金田淳子が、「この作品、濃厚BLなのでは?」と発想したことから生まれた規格外エッセイ、「『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ」(金田淳子著/河出書房新社)を原案とした、新感覚ドラマだ。文房具メーカーに勤め、腐女子を隠しながら平凡な生活を送る児島あかねが“刃牙×BL”の妄想に取り憑かれていく姿を描く。放送・配信時間は後日発表する。
今作の主人公・児島あかねを松本穂香が演じることも決定。松本はドラマ「この世界の片隅に」(TBS)や映画『みをつくし料理帖』等、様々なドラマや映画、CMで存在感を発揮してきた実力派女優。現在放送中の「連続ドラマW 華麗なる一族」に続きWOWOWでは初主演作品となる。
松本演じる児島あかねは文房具メーカーに勤め、外見上は卒なく仕事をこなす文具デザイナー。 しかし、あかねの本来の姿は身近な物まで“BL”に置き換えて考えてしまうほど熱狂的BL愛好家である。ある日、国民的格闘漫画「グラップラー刃牙」と運命的な出会いをはたし、この漫画をBLとして妄想し登場する男性の裸や絡みを見ては、男性同士のエロやラブを1日30時間300日想像する腐女子という役柄だ。そんな外見と内面の差が激しい役どころや多くの脳内妄想シーンを演じる松本の演技からも目が離せない。
[追記]
岡山が演じるのは、松本穂香演じる主人公・あかねの職場の後輩である竹野航平。あかねに好意を抱き積極的にアプローチをするも、当の本人は“刃牙×BL”の妄想に夢中なため全く相手にされないという役どころだ。一方の神尾が演じる柴本大寿は、高校時代、あかねがひっそりと楽しんでいた“BL愛”をクラスメイトにさらした過去を持つ。あかねにとって天敵とも呼べる存在で、現在はあかねの会社に出入りする業者の会社員として働いている。岡山、神尾からはそれぞれ出演にあたりコメントが到着。またあかねの会社の上司・梶原昇役は岩崎う大(かもめんたる)、あかねの腐女子友達である石田みはる役は島田桃依、今里ちこ役は穂志もえかが演じることも発表された。
さらに追加キャストとして、作中に“ある形”で登場する「刃牙」シリーズ作者・板垣恵介の声を、アニメ版で刃牙の父・範馬勇次郎役を演じる大塚明夫が担当することも明らかに。またあかねの“推しキャラ”である愚地克巳の声は、アニメ版で克巳役を演じる川原慶久が務める。
ストーリー
文房具メーカーに勤める児島あかね(松本穂香)には、会社では誰にも知られていない趣味がある。それはBL(ボーイズラブ)。身近にある、ごくありふれた物まで“BL”に置き換えてしまうほどの熱狂的BL愛好家なのである。そんな彼女はある日、国民的格闘漫画「グラップラー刃牙」と出会ってしまい、格闘家たちの肉体美や、彼らの魅惑的な言動に濃厚なBLの可能性を見出す。誰が一番強いのか、どの技が凄いかなどではなく、主人公の範馬刃牙や様々な格闘家同士のカップリング妄想漬けの日々が始まる。
会社では本当の自分を隠しながら卒なく仕事をこなし、夜は腐女子仲間と居酒屋でBLトーク、自宅ではひとり妄想の世界で刃牙BLを熱く語りつくす… …そんな毎日が彼女の幸せだった。
しかし、大事なプレゼンを控える後輩・竹野や上司・梶原、さらに同級生の柴本との再会によってその平穏な日々が揺らぎはじめる…。この物語は、そんな一人のBL妄想家あかねの壮絶な戦いの記録ッッである。
関連情報
原案:金田淳子「『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ」(河出書房新社)
監督:山岸聖太
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
出演:松本穂香、岡山天音、神尾楓珠、岩崎う大(かもめんたる)、島田桃依、穂志もえか
音楽:王舟
制作協力:日活
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
企画協力:秋田書店
製作:「グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ」製作委員会
原作
原案 金田淳子
「『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ」(河出書房新社)
「刃牙」愛が生んだ規格外エッセイ、誕生! これは、漫画「刃牙」シリーズに濃厚なBLの可能性を見出し、その想念に取り憑かれた一人のBL格闘家の、壮絶な闘いの記録である。
金田淳子・プロフィール
1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退。社会学研究者。やおい・ボーイズラブ・同人誌研究家。共著に『オトコのカラダはキモチいい』など。ジェンダー論、社会学の視点からやおいを研究。
劇中漫画 板垣恵介
グラップラー刃牙・シリーズ(秋田書店)
1991年から「週刊少年チャンピオン」で連載が続いている板垣恵介による格闘マンガの金字塔「刃牙」シリーズ。 シリーズとしては「グラップラー刃牙」、「バキ」、「範馬刃牙」、「刃牙道」そして最新シリーズ「バキ道」が現在連載中。累計発行部数は8500万部を突破している人気シリーズ。
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