【SS】学生「お前ホモだろ」

green13

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:22:23 ID:CAJ/MHct0

男「は?」

学生「だからお前ホモだろ」
学生「いっつもここの公園にいるし、トイレ閉じこもってるし」
学生「ここがハッテン場だって有名なんだよねー」
学生「頻繁に使ってるってことは、お前ホモなんだろ?」

男「お、俺がホモだとして……君に何の関係が?」

学生「関係、ね。どうでもいいけど、ホモなんだろ?」

男「……そんなら確かめてみるか? 俺がホモかどうか」

学生「ま、いいよ」

 

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:23:19 ID:CAJ/MHct0
ギィ バタン

学生「で、どうやってホモだって証明してくれんの?」

男「ホモはもう確定か……ま、いいけど」
男「んじゃまずは、ズボン脱いで便座に座ってよ」

学生「ほらよ」ヌギ

男「嘘みたいだ……目の前に……」

学生「気持ち悪い顔してないで、早くやってよ」

男「お、おお! 見せてやる!」
男「こんな日が本当に来るなんて……やべ、興奮してきた」
男「はあはあ! やべーすげー!」ペロペロ

ティロリン

男「ふぁ?」

学生「あはは、無様な顔!」

男「(今……撮られた?)」

 

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:23:59 ID:CAJ/MHct0
学生「モノしゃぶって嬉しそうにしてる顔が撮れたよ」
学生「あんた本当に変態ホモ野郎だったんだな、このだらしない顔最高」

男「え、ちょ」

学生「もういいよ、証拠も撮れたし」フキフキ
学生「俺帰る。気持ち悪いホモにしゃぶられたから早くシャワー浴びないと」
学生「あ、そうそう」
学生「別に脅そうってわけじゃないから。ただこの写真は好きに使うけどね」

男「」

男「やられた……」
男「ただの愉快犯だったとは……俺の人生終わったなこりゃ」
男「ネットに流出とかされちゃうのかな……仲間内でバカにするくらいならいいけど」
男「あーもうあのハッテン場行けないわ……」

トボトボ…

学生「あー楽しかった、あいつの顔まじ面白いし」
学生「いい暇つぶしにはなったなー。写真も使い道ないけど、一応取っとくか」

 

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:24:31 ID:CAJ/MHct0
男「あーもう大学行く気すら起きないんだけど」

男友「何かよく分からんけど、大丈夫か? 単位落とせない授業なんだから気合入れろよ」
男友「教育実習行けなかったら卒業もできないぞ?」

男「……俺もう教師なれないかも。すっごくなりたかったのに、世間的になれないかも」

男友「ほんとどうしたんだよ……あ、配属高校決まったってよ!」
男友「お前いいとこじゃん! ◎◎高校だって」

男「◎◎高校……か」

 

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:25:10 ID:CAJ/MHct0
学生「え、教育実習生来んの?」

同級生「そうそう、クラスに配置とかじゃないんだけど、授業はやるみたいでさ」
同級生「かわいい女子大生とか来ないかなー」

学生「んな上手くいかねーだろ。せいぜい下手な授業見せ付けられて終わりだよ」
学生「そんで先生が何人も教室見張るんだろ? あーめんどくさ」

教師「お前ら授業はじめるぞー」
教師「今日から二週間、実習の先生が来るからな。みんなしっかり頼むぞ」

学生「(何がしっかりだよ、しっかりするのはそっちだろ)」

教師「では男くん、自己紹介を」

男「えー今日からお世話になります、実習生の男です」
男「教化は数学、担当はみんなの一組と隣の二組です。よろしく!」

学生「!?」
学生「あいつ……こないだのホモ」

ポチポチ

学生「間違いない、ちょっときりっとしてるけど写真と同じ顔のつくりだ」
学生「……実習生、ねぇ」

 

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:26:42 ID:CAJ/MHct0
男「あー実習生が俺一人しかいないなんて、ついてねぇ」
男「実習生準備室を独り占めできるのは嬉しいけど、話し相手もいないしな」
男「暇だー」

コンコン

男「ん、誰だ? どうぞー」

ガララ

学生「男先生、お久しぶりです」
学生「俺のこと覚えてますよね?」

男「え……と、担当クラスの……いや」
男「まさかあの公園の……」ガクガク

学生「そ、あのとき写真撮った奴」
学生「まさかあのホモ野郎が実習に来るなんてなぁ」

男「た、頼む! 誰にも言わないでくれ!」

学生「それが物を頼む態度? こういうときは土下座でしょ」
学生「俺がその気になれば、クラス中に写真ばら撒けるんだよ」

 

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:27:17 ID:CAJ/MHct0
男「……お、願いします!」ガバッ

学生「あはは、本当にやった」
学生「これだからホモは性欲まみれのノータリンって言われるんだよ」グリグリ
学生「頭踏まれても抵抗しないのは図星だから?」グリグリ

男「(ぐ……でもアレを広められるわけには……)」
男「(せめて実習が終わるまで、それまで阻止できるように……)」

学生「はい、先生。よく出来ました」ピピッ
学生「ほらちゃんと消したよ」

男「え、あ……ありがとう」

学生「でもデータはどこに残ってるか分からないよね」
学生「携帯からは消えたけど……パソコンに転送したかもしれないし、SDに入れたかもしれないし」
学生「俺も忘れちゃった。あはは、土下座したのにごめんね」

ピシャ

男「くそ……いや、俺が悪いんだ……」
男「しかしあいつの目的が見えないな、脅すわけでもないし」

学生「あーあ、本当にデータ消しちゃったよ。早まったかな」スタスタ
学生「まーでもいっか。面倒臭くなったら嫌だし」

 

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:28:45 ID:CAJ/MHct0
男「……で、あるからして」

生徒A「せんせーそれおじさんくさい!」

ドッ

男「いいだろー何か先生っぽくて! んじゃ生徒A、ここ答えなさい」

生徒A「えーそんな!」

ギャハハ
Aクンガンバレー

学生「(あーつまんね)」
学生「(こんな簡単な問題で何分使うんだよ、しかもくだらない話で中断されるし)」
学生「(公園でホモ漁ってる野郎のくせして)」

同級生「あはは! 男先生ナイス!」

学生「はぁ」

男「おおっ生徒A、お前すごいな……不正解!」

生徒A「やったーってええええええ! だまされた!」

ワハハハハ

 

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:29:27 ID:CAJ/MHct0
部員「なぁ学生、同級生、お前たちのクラスに実習生来てるんだろ?」

同級生「ああ、めっちゃ面白いぜ男先生」

部員「いいなぁ、教師のうんちく授業ばっか聞いてるよこっちは」
部員「変わってくんねぇかなぁ」

同級生「まー俺らはアタリだったってことだな! なぁ学生」

学生「別に。授業がグダグダになるだけじゃん」

部員「相変わらず学生はクールだな……お、部活始まるぞ」

学生「(あんなホモ野郎のだらだらした授業、どこがいいんだか)」
学生「(ま、教師の長い話もつまらんけど)」

 

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:34:31 ID:CAJ/MHct0
同級生「あ、男先生」

部員「どれ? あのジャージ着てる人?」

ワーワー

男「違う、そういう場合は相手の脇を抜けて……」

ガヤガヤ

部員「サッカー部の指導してんのか。いいなぁうちにもバスケ教えに来てくれればいいのに!」

同級生「男先生体格いいから、運動得意なんだろうなぁ。いい相手になってくれそう」
同級生「それに顧問と違って、優しく教えてくれそうだし」

学生「おい早く帰ろうぜ」
学生「二人揃って……あんな奴いても邪魔なだけじゃん」スタスタ

 

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:35:03 ID:CAJ/MHct0
女子A「ねぇ、男先生のサッカーしてるとこ見た?」

女子B「見た! かっこよかったよね、いかにもスポーツマンって感じで!」

女子A「シャツがめくれたときに見えた腹筋もすごくてさぁ」

女子C「えー私見てない! 今日見に行こうよ!」

学生「……くだらね」
学生「あんなのにきゃーきゃー言うようじゃ、うちの学校もたかが知れてるな」

同級生「そんなこと言うなよ、男先生かっこいいじゃん」
同級生「女子が騒ぐのも分かるって。面白くて運動できるとか最高じゃん」

学生「へぇ、お前そういう趣味だったんだ」

同級生「へ? あっ違ぇよそんなんじゃねぇ!」

学生「からかっただけだよ」

 

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:36:03 ID:CAJ/MHct0
ガラガラ

男「はい、授業はじめうわっ!」

生徒A「ぶっ、先生だっせー黒板消し落としにひっかかった!」

男「またお前か! よーし今日も生徒Aにはどんどん問題解いてもらおうか!」

ギャハハハ

学生「またかよ、チッ」

 

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:36:51 ID:CAJ/MHct0
学生「(あいつのせいで授業進まないし、クラスが騒いでうざい)」
学生「(脅す気なんてなかったけど、あの写真持ち出して真面目に授業しろって言ってみるか)」
学生「(写真消えたんだけどな。まぁどうとでも言いくるめられる)」
学生「ん?」

女子A「男先生、サッカーだけじゃなくてテニスも出来るんですか?」

女子B「かっこいい! 私テニス部なんですよ、教えにきてください!」

女子C「えっじゃあ私の部活にも! 新体操部なんですけど」

男「新体操は無理だよ! ああでも見学になら行こうかな、レオタード着てるの?」

女子C「やだ先生レオタード好きなんですか?」

男「あ、いや! そういうことじゃなくて!」

学生「女子たちか」ムッ
学生「(そいつは男が好きなんだ、って言ってやりてぇ)」
学生「(あのヘラヘラした顔腹立つな)」

女子A「じゃあ私たち部活行きます、また話しに来てもいいですか?」

男「全然いいよ! できれば勉強の話ね」

女子B「勉強はいやですよーじゃ先生テニス部来て下さいね!」

 

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:37:42 ID:CAJ/MHct0
キャアキャア

男「……ふう」

学生「盛り上がってたじゃん、先生」

男「っ! ……学生か、どうした」

学生「偉そうにすんなよ、ホモ」
学生「今の子たちに言ってもいいんだよ、先生はホモで公園で夜な夜な男漁りしてるって」

男「……話があるなら聞くから、部屋入れ」

ガラガラ バタン

学生「俺がさ、黙ってるから安心した?」
学生「随分生き生きしてるよね、先生」

男「そりゃ、貴重な実習だからな」
男「お前が知ってる件は関係ない」

学生「じゃあ俺があの写真を俺がどうしようと構わないんだ?」
学生「俺さ、先生の授業嫌いなんだよね。くだらなくて」

男「……脅しのつもりか?」

 

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:38:37 ID:CAJ/MHct0
学生「だとしたら?」

男「やめろ、犯罪になるぞ」

学生「何それ先生気取り? あんなことしてるやつに言われたって痛くないよ」
学生「どうせこの実習も男子高生と仲良くなれるからやったんでしょ?」

男「……俺は、本気で先生になりたいんだ」

学生「あっそ、どうでもいいや。明日楽しみだなーじゃあね」

ガラガラ

学生「(あの顔! すんごく困ってた!)」
学生「楽しいな、これ」

 

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:39:22 ID:CAJ/MHct0
学生「……」

男「はいここの問題を……今日は21日だから生徒B!」

生徒B「ちょ! 俺34番なんですけど!」

男「だってお前日付で行ったら一生当たらないだろ? サービスだ」

女子A「私21番だけど、今日は生徒B君に譲るよ!」

ワハハハ
Aチャンサイコー!

学生「変わってねぇじゃんかよ」イライラ

生徒B「てか男先生、この問題レベル高すぎて俺無理だよ」

同級生「お前数学苦手だもんな!」

生徒B「そうそう! こういう応用は頭いい奴がやるべきだろ、学生とか!」

男「え……」

学生「……」
学生「いいですよ、俺やりますから」

 

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:40:08 ID:CAJ/MHct0
同級生「さっすが秀才、頼りがいある!」

ドッ

男「じゃ、じゃあ学生……黒板に答え」

学生「……」カリカリ
学生「できました。答えは2-√5です」

男「あ、ああ、正解!」

生徒B「サンキュー学生!」

ドッ

学生「……写真」ボソ

男「……よくできたな学生! 席戻っていいぞ」

スタスタ

学生「(んだよ、ばら撒いてみろってか?)」
学生「(覚悟しろよ……写真はないけど、お前がホモなのは本当なんだから)」イライラ

 

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:40:42 ID:CAJ/MHct0
同級生「あー今日も男先生面白かったな!」

学生「どこが、あんなヘラヘラして遊んでるやつクソだろ」

同級生「おいおい口悪いな……でも、お前がそんなにイラついてるの珍しいな」
同級生「いつもは興味ありませーんってすました顔してるのに」

学生「別にイラついてないし。あいつのバカみたいな授業が腹立つだけで」
学生「なのに皆笑ってるし、女子なんかかっこいいだの騒いでるし」
学生「俺ちょっと用事あるから部活遅れる」スタスタ

同級生「……イライラしてんじゃん」
同級生「男先生に何かあったのかな、あいつ」

 

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:41:59 ID:CAJ/MHct0
生徒B「あーやっと分かった! でもこの問題は俺には無理だわ」

生徒A「こいつ数学出来ないことで有名だから」

男「なんだそれ。じゃあ先生がみっちり教えてやるから!」

学生「……」

生徒A「お、学生。お前も先生に質問?」

生徒B「ほらー秀才も聞きにくるもん、難しいよ」
生徒B「あ、もう部活行かなきゃ。じゃあ先生、ありがとね」タタタ

男「ああ、じゃあな! ……どうした、学生」

学生「おい、どういうつもりだよ」

男「何だ、ちゃんと目標ページまでは終わらせただろ」

学生「そういう問題じゃない、ふざけた授業すんなってことだよ」
学生「……お前がホモだって知ったらみんな、驚くだろうな」

 

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:42:35 ID:CAJ/MHct0
男「……もしお前がそう言っても、冗談で済ませる」
男「変なことして悪かった、謝罪ならいくらでもするから」
男「学校では……せめて実習中は、無事に」

学生「はぁ? 下種ホモ野郎が何高望みしてんの?」
学生「俺次第であんたの人生決まるんだよ。あんなことしといてさ、普通に生きられると思うなよ」

ガラガラ ピシャン

学生「何だよ、偉そうな口聞いて」イライラ
学生「あーあ、写真消さなきゃよかった。土下座したからって甘くならなきゃよかった」
学生「……追いかけてもこねぇし。本当にばらすからな」スタスタ

男「はぁ……困ったな」
男「あん時、あんなことしなきゃよかった……」

 

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:46:59 ID:CAJ/MHct0
男「はぁ、やっぱ都合よく近所にハッテン場があるわけないか」
男「通っても通ってもスカスカ……」
男「ホモに目覚めて五年、本物のホモプレイがしたいと思って毎日通ってんのに」
男「やっぱ都会の繁華街にでも行かなくちゃ」

学生「お前ホモだろ」

男「は?」
男「(はじめて声掛けられた)」

学生「だからお前ホモだろ」
学生「いっつもここの公園にいるし、トイレ閉じこもってるし」
学生「ここがハッテン場だって有名なんだよねー」
学生「頻繁に使ってるってことは、お前ホモなんだろ?」

男「(やばいやばい何でバレた、てか何この子)」
男「(そんでわざわざ俺に声を掛けて……もしかしてこれはチャンス?)」
男「お、俺がホモだとして……君に何の関係が?」

学生「関係、ね。どうでもいいけど、ホモなんだろ?」

男「(うまく行けばやっとホニャララできる大チャンス)」
男「……そんなら確かめてみるか? 俺がホモかどうか」

学生「ま、いいよ」

男「(うおおおおおお!!)」

 

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:47:39 ID:CAJ/MHct0
ギィ バタン

学生「で、どうやってホモだって証明してくれんの?」

男「ホモはもう確定か……ま、いいけど(本当にホモだし)」
男「んじゃまずは、ズボン脱いで便座に座ってよ」

学生「ほらよ」ヌギ

男「(うっわ何でこんなに思い切りいいの? やっぱりこいつもホモなのか?)」
男「嘘みたいだ……目の前に……」
男「(ちんこがある……俺、とうとう仲間に出会ったんだ!)」

学生「気持ち悪い顔してないで、早くやってよ」

男「お、おお! 見せてやる!」
男「こんな日が本当に来るなんて……やべ、興奮してきた」
男「はあはあ! やべーすげー!」ペロペロ

ティロリン

 

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:49:06 ID:CAJ/MHct0
男「あの時は初めてで舞い上がっちゃったし、まさか相手が高校生だとは思ってなかったな……」
男「どうしたもんか」

教師「男君? どうしたのこんな時間まで」ガラガラ

男「教師先生」
男「いや、ちょっと悩みごとで」

教師「実習のこと? 何かあったら相談してよ、できる限り力になるから」

男「ありがとうございます……もう施錠の時間ですか、すみません」

カァ カァ

学生「むかつくんだよ男のやつ!」スタスタ
学生「先生面しやがって、ちんこすぐしゃぶるホモのくせに!」
学生「まぁ、あん時は俺がけしかけたようなもんだけど……でも!」スタスタ
学生「あーあ……何でこんなにいらつくんだろ」スタ…

 

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:50:28 ID:CAJ/MHct0
男「ここの公式は重要だからなー」

学生「……」ギロ

男「(めっちゃ睨まれてる……)」
男「(でも、みんなには言ってないみたいだ)」

生徒A「せんせー字ぃ間違ってる!」

ギャハハ

男「お、おう」
男「(……あのことをばらしたら、学生もホモ疑惑がかかるだろうな。何で知ってるんだ、って話にもなるし)」
男「(でもあれをネタにしょっちゅう俺のとこに来るし、あのことも話してくるのはどうしてなんだ……)」
男「(俺が思ってる以上に、あいつにとってあれが負担になっているのかも)」

キンコンカンコン

男「よし授業終わりー……学生、今日の放課後ちょっと来てくれ」

生徒B「先生、今日はテニス部来てくれんじゃないのかよ?」

女子B「そうそう!」

男「ごめんな、ちょっとだけだから!」

学生「……」

 

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:51:59 ID:CAJ/MHct0
学生「何のつもり?」

男「……あのことについて」

学生「今更だね、やっとそっちから持ちかける気になったんだ」
学生「で、それが何」

男「お前にとって……トラウマになってるんじゃないかと思って」

学生「何それ。あんたのせいでしょ」

男「本当に悪かった! あの時はその、飢えてて……」

学生「あはは、だろうね。俺のカマかけに簡単に乗ってたしね」
学生「どうせ同じようなことたくさんしてるんだしいいんじゃない?」

男「い、いやそれはない! ……実は、お前が初めてなんだ」

学生「は?」

男「俺はまぁ……そういう趣味だけど、今まで一度も仲間に会ったこと無くて」
男「それであのトイレの噂聞いてから通ってたけど……どうやらガセだったみたいでさ、誰にも会わなかった」
男「諦めかけてたときにお前が話しかけてきて、それで……溜まってたし、嬉しいしで調子乗った」

 

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:53:00 ID:CAJ/MHct0
学生「な、なにそれ……そんな見え透いた嘘で」

男「嘘じゃない、けど、それでもお前にした行為はチャラにならないよな。分かってる」
男「本当にごめん」

学生「……あ、そう」ドキドキ
学生「(? 何で俺ドキドキして……)」
学生「俺、帰る」

男「学生……やっぱ言い訳がましかったかな」
男「はぁ……」

教師「男君? 今日も考え事?」

男「あ、教師先生……」
男「……生徒との関わり方で、ちょっと」
男「俺が悪いんですけどね、どうすれば償えるのかが分からなくて」

教師「そうか……話、俺でよかったらしてくれない?」
教師「経験から教えられることがあるかもしれないし」

学生「(……男はホモだけど、経験はなくて)」タタッ
学生「(初体験したくて徘徊してたけど、ホモには会えなくて)」
学生「(俺のちんこ舐めたのが初めてのホモ体験……)」
学生「そういうこと、だよな」
学生「俺が初めて、か……」

 

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:54:50 ID:CAJ/MHct0
男「ここで単元終わり! 残り時間は質問アンド自習タイムにするか!」

生徒B「先生ここ教えて!」

女子C「あ、そこ私も聞きたいです」

男「じゃあ二人一緒に教えるか、ここはな……」

学生「(あいつらよく男に絡んでるけど)」

生徒A「じゃあ次俺ー」

学生「(男の本性、ホモだってこと知らないんだよな)」

女子B「先生、昨日の授業のことなんですけど」

女子A「私が上手く説明できなくて……」

学生「(あいつらだけじゃない、ここにいる全員知らないんだ)」
学生「(俺しか知らないんだ……俺があいつの初めてなんだからな)」

同級生「……学生、何か今日は機嫌いいな」
同級生「男先生とみんながガヤガヤしてても、いやじゃなさそうだし」

学生「ああ、まあな。もっと早くこれに気付けばよかったわ」

同級生「?」

 

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:55:43 ID:CAJ/MHct0
男「……今日は学生来ないな」
男「やっぱり昨日のこと、怒ってんのかな」
男「当たり前だよな……ホモに性欲の捌け口にされたのには変わりないし」

同級生「今日は部活直行なのか?」

学生「ああ、そういや最近遅刻ばっかだったな」
学生「(男脅かすの楽しいけど……今日は許してやろう)」

部員「おー珍しいな、学生が来てる」

学生「まぁな、最近サボってた分真面目にやるわ」

部員「……おい、何かあいつ機嫌良くね?」

同級生「やっぱそう見えるか?」

部員「ああ、何だろ。好きな子でも出来たのか?」
部員「機嫌悪いキャンペーンは終わったのか」

同級生「ぶっ、あいつに好きな子? ないわー」
同級生「機嫌悪かったのはあれだよ、男先生の授業。あいつ頭いいからサクサク進みたいんだろ」

部員「授業? それであんなに機嫌悪くなるか?」
部員「何かこう、自分のお気に入りのおもちゃ取られた猫みたいな感じだったぞ」

同級生「分かりにくいわその例え」

 

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:56:18 ID:CAJ/MHct0
教師「男君、これクラスの名簿と通信簿の担任コメント一覧」

男「へ?」

教師「生徒との関わりに悩んでるんでしょ? これが参考にならないかと思って」

男「あ……ありがとうございます! こんなに良くしてもらえて俺は……」ウルッ
男「あの教師先生……もっと詳しく話しを聞いていただいてもいいですか?」

教師「もちろん。あーでももう施錠の時間だから……うちに来る? 明日は土曜で休みだし」

男「いいんですか? さすがに迷惑では」

教師「いいよ、俺独身だし気にしないで。それに頑張る実習生って好きなんだよね」
教師「かわいげあるし、すごく魅力的で……特に男君は気に入ってるんだ」

男「……?」

 

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:57:24 ID:CAJ/MHct0
学生「……あれは」

教師「男君、昨日の授業よかったよ。生徒も聞き入ってた」

男「ありがとうございます、教師先生に褒めていただけると……」

学生「男先生」

男「あ、学生……では教師先生、また」

ガラガラ

男「お前、一年のころから頭いいんだな。数学得意なのか?」

学生「世間話? 似合わないね、あんたには……」
学生「(……俺にびくびくしてる方が似合う、って言いたかったのに)」

男「どうした?」

学生「何でもない(どうして言えないんだろ)」

男「お前、授業中いつも難しい問題解いてるんだってな。教師先生から聞いた」
男「でも俺の授業はちゃんと聞いてるよな。何か問題点あったら教えてくれよ」

学生「ありまくりなんだけど。てか今日どうしたの? いつもと違くて嫌なんだけど」

男「……虫がいいのは分かってる。けど、せっかく生徒として会えたんだ」
男「俺の実習もあと三日。それまで……普通の先生と生徒として付き合いたい」

 

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:57:33 ID:40U9LQKQ0
この展開は・・・・

 

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:58:06 ID:CAJ/MHct0
学生「……」ドクン
学生「いきなり……何」

男「お前との出会いがあの公園じゃなかったら、俺たち普通の先生と生徒だったはずだよな」
男「みんなと同じ、普通の生徒……お前ともそういう」

学生「ふざけんなよ!」
学生「無かったことにしようって? ほんとあんたって自分に都合のいいことしか考えられないんだね」
学生「……そうしたいなら勝手にすれば? 俺はどっちでもいいし。じゃあね」

男「あ、おい学生……」

ピシャン

男「あいつ……泣きそうな顔してた……」

 

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:59:07 ID:CAJ/MHct0
学生「……」

女子A「男先生に教えてもらったとこ、すらすら解けるようにしなくちゃ」

女子C「あんなにニコニコして教えてくれたとこ、間違ったら申し訳ないもんね」

学生「(そういや俺、あいつが笑ったとこ見たことないや)」

生徒B「あちょ、俺も復習するから教えて!」

女子A「えーあんたも聞いたじゃん!」

学生「(俺なんかより、あいつらの方が男と仲いいんだな)」
学生「(特別、なんかじゃなかった。とんでもないマイナスから始まってたんだ)」

部員「学生ー教科書貸して……っとと、何だあいつ今日はすごく落ち込んでる」
部員「あの感じ、やっぱ恋の病じゃ……って時間やべぇ! 誰か教科書貸してくれー!」

 

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 22:59:49 ID:CAJ/MHct0
男「えー今日で先生の実習は終わりです!」

ザワザワ エーヤダー

男「ありがとう、先生も名残惜しいけど……でも、また遊びに来るからな!」
男「じゃ、最後の授業終わり! 号令!」

ザワザワ

女子A「私先生に手紙書いてきた」

女子B「部活始まる前に花屋さん行けるかな、小さいやつ渡したいな」

女子C「私お菓子持ってきたけど……先生マドレーヌ好きかなぁ」

生徒A「みんなに書いてもらった寄せ書き、一緒に持って行きたい奴いるかー?」

生徒B「おーい成績悪くて先生に迷惑かけた奴らー最後に聞きたい問題聞こうぜ!」

同級生「男先生も今日でお別れか……さみしいな、俺も部活の前に会いに行くよ。お前は?」

学生「……行かない」

同級生「いいのか? 最後だぞ?」

学生「……行かない」
学生「(俺が行っても、迷惑だろうし)」

 

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:00:17 ID:/FeSOUeS0
学生のルックスは線の細い繊細でちょっと神経質な感じの美少年ですよね

 

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:00:38 ID:CAJ/MHct0
部員「へー、でお前だけ部活直行か」

学生「ふん、実習生ごときで騒ぐなんてくだらないだろ」

部員「ったくクールだなぁ。というより意地張ってる?」

学生「変なこと言うとボール当てるぞ」

部員「嘘うそ。まぁ男先生もすぐ帰るわけじゃないだろうしな」
部員「気が向いたら行けばいいよな。あ、同級生戻ってきた」

同級生「いやーめっちゃ混んでた! もう大変!」
同級生「おい学生、男先生お前のこと探してたぞ」

学生「! ……どうせくだらない話だろ、興味ない」

同級生「嘘つくなよ、先生五時過ぎまでいるらしいから」

学生「(……五時だ)」
学生「練習試合始まったから、あと二十分は休憩か……」
学生「……」

部員「学生、トイレか? ゆっくり気張ってこいよ」

学生「……すぐ戻ってくるわ」ダッ

 

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:01:19 ID:CAJ/MHct0
男「片付け終わり、っと」
男「……これ、渡せなかったな」パラパラ

学生「誰に何を渡すって?」

男「学生! ……来ないかと思ってたよ」

学生「だろうね、来る気なかったもん」

男「嬉しいよ、最後に会えて」
男「これ、お前に渡そうと思ってたんだ……参考書、俺が使ってるやつ」

学生「……何で俺に」

 

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:01:50 ID:CAJ/MHct0
男「お前、学校支給の問題集じゃ物足りないだろ。これならお前のレベルにも合ってると思ってさ」

学生「!」ドキン
学生「……罪滅ぼしのつもり? 物で釣ろうとしてんじゃない?」
学生「心配しなくても、あの写真はとっくに消えてたのに。俺のでたらめに騙されただけだよあんたは」
学生「(違う、こんなこと言いたくない)」

男「罪滅ぼしにはならないよな。これじゃ……」
男「許してもらおうとは思わない、けど……どうすればいい?」

学生「知らないよ、俺に聞かないで」
学生「……いつもみたいにヘラヘラ笑えば、いいんじゃない? それしかできないでしょ」

男「……ははは、確かにそうかもな」ヘラッ

学生「(……笑ってくれた)」ドキドキ
学生「俺、もう行く。じゃあね」

男「ああ、元気でな」

ガラガラ ピシャン

男「……」
男「……そうだ、教師先生がこの部屋確認しにくるんだっけ」

 

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:02:24 ID:CAJ/MHct0
学生「……」トボトボ
学生「……書き込みだらけ。こんな参考書、使えるかよ」
学生「あいつが、くれた本……」
学生「……」ピタ
学生「このまま、もう会えねぇのかな」
学生「っ、くそ」ダッ

 

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:03:46 ID:CAJ/MHct0
学生「(実習生準備室に……まだ、いるよな)」
学生「……声聞こえる」

教師「いやあもう終わりか……感慨深いけど寂しいね」

男「教師先生にはお世話になりました。教科指導から生徒指導まで……」
男「生徒とのいざこざは結局、うまく解決しませんでしたけど」

教師「いやいや、案外そう思ってるのはこちらだけだったりもするよ」
教師「男君の誠意は伝わったと思うけどね」

男「あはは……」

学生「……大人しく帰れってことかな」

教師「それはそうと男君」
教師「君、ホモでしょ」

 

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:05:18 ID:CAJ/MHct0
学生「!」

男「教師、先生……?」
男「何でそれを、誰から聞いて」

教師「いや、誰かから聞いたわけじゃなくてさ」
教師「勘だよ。同じホモとしての」

男「お、同じ?」

教師「君の雰囲気が、そんな感じでさ……家に来た時に確信したよ」
教師「男に飢えてるんじゃないの? 実習中は忙しいから特に」

男「……」ゴクリ
男「教師先生は……俺のこと、その」

教師「そんな押し付けがましいことしないよ。むしろこっちからお願いしなきゃ」
教師「俺の相手、してくれないかな? ……ここで出来るかな?」

男「あ、っ……」ドクドク

学生「教師がまさか……男も」
学生「いや、だ」

 

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:08:19 ID:CAJ/MHct0
男「ああ、これすごい……」ペロペロ
男「やらしい匂いしてます。それに形も、味も……」レロレロ

教師「そうか、それはよかったよ」

男「俺、ずっとこういうことしたくて……いや、これ以上のこともしたくて」
男「でも、相手が見つからなくて……」

教師「そうだったのか、ならこれからは俺の相手をしてくれよ」
教師「これからもずっと……俺に付き合ってくれる?」

男「はい……お願いします、先生……っ」

教師「かわいいね、男君」
教師「? 今何か動いたような」

学生「……」

チロチン

学生「ムービー撮れた。ばっちりだ」
学生「これで教師も、男も……」
学生「……撮れたからって、何なんだ」ポロ
学生「こんなの撮れたって、何の意味もないのに」ポロポロ
学生「あー俺、バカだなぁ。今更気付くなんて」
学生「今更気付いたって……もう、手に入らないのに」

学生「……あいつのこと、暇つぶしのはずだったのにな」

 

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:09:32 ID:CAJ/MHct0
終わり
お疲れ様でした

※このスレはフィクションです

 

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:10:15 ID:/FeSOUeS0
えっ

 

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:10:57 ID:B0bv3Jvc0
いやこれからだろ

 

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:12:05 ID:H0h9EblE0
えっ

 

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:12:42 ID:sd1HYALE0
俺は今なんでこんなに切ないんだ!?ノンケだのに!!

 

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:14:39 ID:scZ2Vlpz0
えっ

 

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:14:52 ID:wIHvzeGH0
切ない

 

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:17:10 ID:bn6ieaba0
これからだろ・・・?

 

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:22:27 ID:CAJ/MHct0
『ああ、これすごい……』ペロペロ
『やらしい匂いしてます。それに形も、味も……』レロレロ

学生「……」ポチ

パタン

学生「行くか……初日から遅刻したら洒落にならないな」
学生「とうとう俺も、教育実習行く歳になったか」

 

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:27:03 ID:CAJ/MHct0
学生「△△高校……◎◎高には劣るけどまあまあ進学校だな」
学生「失礼します、本日からお世話になります」

主任「おお、学生君か。今日から二週間よろしくね」

学生「はい、お願いします」
学生「担当は二年三組と四組、教科は数学です」

主任「うんうん、じゃあ控え室……なんだけど、あいにく部屋が足りなくてね」
主任「数学室に机を運んでおいたから、先生方と並んで使ってくれ」
主任「君の担当をする先生もそこにいるから」

学生「ありがとうございます」

 

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:29:44 ID:CAJ/MHct0
学生「ここか、数学室」
学生「失礼します、実習生の学生です」コンコン
学生「今日から二週間、よろしくお願いします」

  「ああ、学生君。今日から二週間頑張ってね」

学生「はい、ご指導お願いしま……」

男「あはは、やっぱりお前か。名前同じだからそうかなって思ってたよ」
男「お前も実習生か……まさか教師になろうとしてるなんてな」

 

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:34:22 ID:CAJ/MHct0
学生「……男、なんで」

男「こら、呼び捨てはだめだ。俺がお前の担当なんだから」
男「たまたま今の職場がここだったっていう偶然だよ」

学生「嘘だろ……」

男「まー疑いたくもなるよな、俺だって信じられないもん」
男「ともかく二週間、よろしく。お前の席は窓際の左な、俺の向かい側」

学生「(……有り得ないだろ、こんなの)」
学生「(何で男が俺の担当なんだよ……ていうか断れよあいつも)」

 

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:37:52 ID:CAJ/MHct0
学生「今日から皆さんの担当をします、学生です。よろしく」

ザワザワ

学生「では授業を始めます。74ページを」

生徒A「せんせーもっと自己紹介してよ!」

学生「……歳は21、血液型はA。これでいいですか? 74ページの公式は」

生徒A「短いよ先生!」

ギャハハハ

学生「(こういうノリ嫌いなんだけど)」
学生「とりあえず始めますよ、一番の問題。復習ですできる人」

 

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:42:54 ID:CAJ/MHct0
生徒A「学生先生さ、真面目そうだよな」

生徒B「うん、しかもすっごく頭良さそうっていうか」

生徒C「俺ついていけるかな授業……」

生徒A「ま、分からなくなったら男先生に聞けばいいじゃん。分かりやすいし基本しっかり教えてくれるし」

生徒B「俺は学生先生くらい難しいほうがやりがいあっていいかも」

男「……へぇ、あいつそんな感じなのか」
男「やっぱり頭はいいんだな。真面目……はどうなんだろ、性格変わってなきゃ静かに黙々授業やりたいタイプだろうけど」

 

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:46:23 ID:CAJ/MHct0
女子A「学生先生は、彼女とかいるんですか?」

学生「……いないけど」

女子B「じゃあ好きなタイプは?」

学生「静かな人」
学生「(あと実習生捕まえてプライバシー侵害しない人)」

キャアキャア

学生「あー高校生面倒だな、実習来なきゃよかった」

男「まあ始まったばっかじゃないか、もう少し我慢してみろ」

学生「……偉そうに言うなよ、先生気取りか」

男「もう先生なんだってば」
男「お前、今でも静かに授業やりたいのか?」

学生「当たり前だ、騒がしい授業は一番嫌いなんだよね」

男「言うなぁ、でもそれだとあのクラスは大変だぞ」
男「ちょっと進みが遅いから」

学生「あんたのせいじゃないの?」

 

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:50:34 ID:CAJ/MHct0
生徒A「先生何か疲れてるね」

学生「大丈夫だから自分の心配しなさい」
学生「今日はこの十問を解きます」

エー オオイヨー

学生「半分は復習ですしもう半分は基本的な問題です」
学生「予習してこいとは言ってませんし、教科書に必要な公式はあります。はじめ」

ザワザワ カリカリ

生徒C「おい生徒B、ここなんだけど」

生徒B「ここは……」

学生「(相談くらいは認めてやるか)」
学生「(にしても、結構解けない奴がいるんだな)」

 

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:55:31 ID:CAJ/MHct0
男「で、どうだった」

学生「結局半分も終わらなかった」
学生「また授業案書き直しだ」

男「だろうな、あいつらやる気出さないもんなぁ」
男「いい方法教えてやろうか」

学生「いい」

男「そうか。ま、頑張れよ」
男「施錠の時間にまた来るから」

パタン

学生「……本当に、担当実習生としての扱いしかしてこないな」
学生「あのムービーの存在を話したら……いや、五年前の二の舞になるだけだ」
学生「俺もふっきれたはずだろ、五年も経ってんだから」カリカリ

 

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/01 23:59:19 ID:CAJ/MHct0
学生「はいここ、できる人」

ザワザワ デキネーヨ

生徒B「……はい」

学生「生徒B君」

生徒B「36+√7です」

学生「正解」

ワーワー スゲー

学生「今の解法は教科書に載っていますね。各自確認してください」

生徒A「……難しいわ、俺には無理かも」

女子B「もう少し解説ほしいよね。先生は頭いいから分かるかもしれないけど」

生徒B「まあまあ、後で教えてやるから」

 

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:02:57 ID:ppkcpmcH0
学生「……理解度低かったな、プリント作ってやるか」
学生「ここの解法が分かればこっちも解けるからな」

男「お、頑張ってるな」
男「お前、昔より丸くなったな。前は割と個人主義だったじゃん」

学生「茶化すなら後にしてくれる?」

男「はは、ごめんごめん」ポンポン

学生「……っ」
学生「ガキ扱いすんなよ」

男「クールなとこは相変わらずだな」
男「じゃあ施錠のときにまた」

パタン

学生「ここを理解できてないだろうから……ふああ」
学生「最近寝不足だな」

 

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:06:17 ID:ppkcpmcH0
学生「今配ったプリントに要点は書いてあります。では始め」

生徒A「おーこれなら解けそう」

生徒C「頭いい人の思考回路が分かったかも」

女子B「しっかしこれをメモなしで考えてるとなると、学生先生ってほんと頭いいんだね」

生徒A「生徒Bもメモなしでやってるだろ?」

生徒B「あー、まあこんなに順序良くはできないけどな」
生徒B「すごいな、学生先生……」

学生「……分かってもらえるって、結構楽しいな」
学生「高校時代はさっさと自分だけ先に行ってたからな……」

 

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:08:59 ID:OV7X/MpQ0
なにこれかわいい

 

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:10:42 ID:ppkcpmcH0
学生「参考書のここを引用して……」

男「学生、施錠の時間だぞ」
男「……その参考書」

学生「あ、もうそんな時間か」
学生「これか……そうだよ、あんときのやつ」

男「こんなにボロボロになるまで使ってくれて……嬉しいなぁ」
男「あんときはいろいろあったけど、こうしてお前と普通に付き合える日がきて良かった」

学生「……あんときは俺も悪かったし」

男「いや、俺のせいで……お前はそんな気全然なかったのに、巻き込んで悪かった」

学生「(……今も、男と教師の動画見てるって言ったら)」
学生「(こいつどんな顔するんだろ)」
学生「(しかもその後で、気持ちを自覚したと知ったら……)」
学生「(俺も、きっと100%ノーマルじゃなかったんだよ)」

男「じゃ、鍵閉めるぞ。早く帰れよな」

学生「……分かった」

 

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:15:36 ID:ppkcpmcH0
学生「先生方、今日もありがとうございました」

主任「折り返し地点も過ぎたね、残りも体調崩さず頑張って」
主任「お疲れ様」

学生「はー家帰ったら丸付けとプリントか」
学生「ん? あの車……」

男「悪い、待たせたな」

 「そんなことないよ、まあ早く乗って」
 「今日はこのままホテルでいいんだよね?」

学生「男と……見たことない野郎だな。二人で車乗って」
学生「……そうか、あいつ」

男「うん、明日土曜だしゆっくりできるよ」

 「そりゃ良かった。じゃあ……」チュ

学生「!」
学生「やっぱり……恋人か。教師とは別れたのか?」
学生「……分かってたよ、俺なんか今更相手にされないって」
学生「分かってただろ? なのになんでこんな……」

 

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:20:15 ID:ppkcpmcH0
学生「……土日はパソコン打ちっぱなしだったな」
学生「あんまり眠れなかったし、最悪」

男「お前疲れてるな、大丈夫か?」

学生「……あんたは元気そうだね、ツヤツヤしてる」
学生「彼氏と楽しくやってたんでしょ。金曜の夜見た」

男「っ! お前よく見つけるなあ」

学生「大丈夫だよ写真は撮ってないから」

男「あはは、それは助かった」
男「また土下座するようかと思ったよ」

学生「してもいいよ土下座。気持ち悪いキス見せたお詫びで」

男「お前……やっぱ性格変わらないな」

学生「嫌味? 何なら初めての男として彼氏に喧嘩売ってあげようか?」

男「止めてくれ修羅場になる」
男「なーんてな、それくらいじゃ動じないよ」

学生「……随分仲いいんだね、そりゃよかったよ」

 

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:24:28 ID:ppkcpmcH0
学生「ここはこの式で……」

生徒A「先生なんかやつれてね?」

女子B「うん、クマできてるよね」

学生「……ここは代入が間違っているから答えが」クラッ
学生「っ、違っているんです」

生徒B「先生、大丈夫かな……ふらついてる」

学生「では、チャイムが鳴るまで宿題時間でいいです」
学生「質問がある場合は個別で聞きに来なさい。開始」

ガヤガヤ

学生「……ふう」

生徒B「せんせい」

学生「生徒B君、珍しいね。分からないところ?」

生徒B「はい、ここの解が……」
生徒B「先生、大丈夫ですか? 体調悪そうですけど」

学生「え? ああ、大丈夫。それよりここは……」

 

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:27:50 ID:ppkcpmcH0
キンコンカンコン

学生「……ここは違う解法があるんだけど、知りたい?」

生徒B「はい、是非」

学生「じゃあ放課後に数学室においで」
学生「はいでは授業終わります、号令」

生徒A「……おい、先生なんだって?」

生徒B「体調悪いかって聞いたら大丈夫だって。でも全然そうは見えないよな」
生徒B「あ、今日の放課後問題聞きに行くけど」

生徒C「いやいやお前と学生先生の世界になんて入れねぇよ、レベル高すぎて」

生徒A「俺も同感。部活行くわ」
生徒A「先生が倒れなきゃそれでいいよ、数学はちょっとできるようになればよし!」

 

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:31:31 ID:ppkcpmcH0
コンコン

生徒B「失礼します」

学生「いらっしゃい、そこ座って」
学生「ここの解法は三つあって、そのうち二つは高校レベル。もう一つは大学レベルだけど聞きたい?」

生徒B「はい、是非」
生徒B「……他の数学の先生はいないんですね」

学生「皆部活の顧問だからね。生徒B君は部活は?」

生徒B「俺帰宅部なんですよ」
生徒B「先生は部活見て回らないんですか?」

学生「確かに見たい気もするけどさ、中高とやってたバスケとか特に」
学生「でも授業案やプリント制作が忙しくて」

生徒B「……あ、じゃあもしかしてお邪魔ですか?」

学生「いやいや、これも勉強のうちだからいいよ」

 

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:38:40 ID:ppkcpmcH0
学生「こうやって式終わり。分かった?」

生徒B「はい、何となく」
生徒B「解いてみてもいいですか?」

学生「やってみな」

カリカリ

学生「(……一生懸命聞いて、解こうとする生徒って可愛いな)」
学生「(男もあのころ、あいつらのことこういう気持ちで見てたのかな)」
学生「(そしたら俺なんてかわいくないよな、出来るからって授業聞きもしないで……)」
学生「(生徒B君は頭いいけど、俺にちゃんと聞いてくるいい子だ……)」ウトウト
学生「(まずい、眠気が……)」スヤ

生徒B「先生ここ……先生?」

学生「……」スヤスヤ

生徒B「寝てる。やっぱ疲れてたんだ」
生徒B「……学生先生、寝顔かわいいな」
生徒B「あんな難しい式すらすら解くのに……まだ子供っぽいっていうか」
生徒B「でもそうだよな、俺と五歳しか違わないんだもんな。他の先生よりずっと若いし」
生徒B「……」

 

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:40:19 ID:OV7X/MpQ0
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

 

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:48:49 ID:ppkcpmcH0
学生「っ、あ……しまった寝てた」
学生「生徒B君、ってもう帰ったか……」カサ
学生「ん? メモ用紙」
学生「……お疲れのところあちがとうございました、よく分かりました。また教えてください」
学生「生徒B君か……」
学生「俺もしっかりしなきゃ駄目だな」

 

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 00:51:03 ID:fmE6PAsc0
NTR!NTR!

 

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:04:12 ID:ppkcpmcH0
男「お前の実習もあと三日か」
男「長いようで短かったな」

学生「ま、あんたに世話になったこと数えるほどしかないけどね」

男「言うねぇ……お、メール」

学生「彼氏かよ」

男「いや……うん、まぁそうだな」
男「聞いてくれるか? なかなか話し相手見つかんなくてさ」

学生「……俺に話していいの? また脅すかもよ」

男「いや、お前はもうそんなことしないだろ」
男「じゃあ俺が勝手に話すから聞いてくれよ。嫌なら言ってくれ」
男「二年前に出会ってさ、それがまたおかしな出会いで」

 

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:04:50 ID:ppkcpmcH0
学生「(……聞きたくない)」
学生「(そんな嬉しそうな顔で話すな、そんな照れくさそうに笑うな)」
学生「(でも……男の奴、いい顔してる)」
学生「(きっともうそんな顔二度と見られないと思うと、嫌だって言えなくなる)」

男「あー、あんま生々しい話は止めた方がいいか?」

学生「……別に。外に聞こえない程度にしてよね」
学生「(あー嫌だな、聞きたくないな)」
学生「(でも聞きたい。こいつがどんなことしてるのか)」
学生「(その相手が俺だったらいいのに……あ、すげー虚しい)」

男「……てな感じでさ」
男「っやべ、部活の時間忘れてた! 聞いてくれてありがとな、学生」タタタ

学生「いいって言ってんじゃん」
学生「……いいって」ポロポロ
学生「あれ、何で俺泣いてんだろ」ポロポロ
学生「うっ……ひっく……」

 

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:05:20 ID:ppkcpmcH0
生徒B「学生先生、今日も質問いいですか」
生徒B「……先生?」

学生「あ、生徒B君……」ボロボロ

生徒B「!」

学生「ごめん、今日はちょっと無理そうだからまた今度……」

生徒B「大丈夫ですか先生! やっぱり体調悪いんじゃ」

学生「……違う、勝手に俺が泣いてるだけ」
学生「ちょっと心にくることがあってさ、うん、ごめん」

生徒B「先生……それ、俺に話してくれませんか?」
生徒B「先生が泣いてるの、放っておけないんです」

学生「はは、生徒B君は優しい子だね。俺とは大違い」
学生「……だいぶ最低な話だけどしてもいいかな。五年前まで遡るけど」

 

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:09:17 ID:ppkcpmcH0
学生「……俺が高校生のころ、街でホモを見つけた」
学生「からかい目的で近づいて写真撮って、それで終わると思ってた」
学生「けどそのホモが実習生として俺の学校に来て……」
学生「俺は写真を口実にそいつに近づいた」
学生「口実……まさにそれだよ、単なる言い訳」
学生「他の生徒と仲良くするそいつは嫌だったし、俺だけが知ってるそいつは好きだった」
学生「勝手に好きになってたんだよね、そいつのこと」

生徒B「……それって」

学生「でも素直に謝りも告白もできずにいた」
学生「その間にそいつは、違う奴とくっついちゃったってわけ」
学生「おかしいでしょ、ホモをバカにしてたのに俺もホモになってたんだよ」
学生「こんな気持ち悪い話して……ごめん。軽蔑するでしょ」

生徒B「そんな、しません! 俺は……」

学生「優しいね……でもさ、俺もっと最悪なんだよ」
学生「今になってそいつに出会って、また同じこと繰り返してる」
学生「正直に思いを伝えもできない、過去として忘れることもできない」
学生「そんなんだからそいつは、俺に平気で他の男とのセックス話とかしてくるんだよ」

生徒B「せ、っくす、ですか」

学生「そいつは何も悪くない。俺が勝手に傷ついてるだけ」
学生「自分勝手で弱虫なだけ、俺が……バカでしょ」

 

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:14:30 ID:ppkcpmcH0
生徒B「先生……」
生徒B「っ、学生先生がバカだっていうなら、俺もです」
生徒B「俺も、自分だけが知ってる学生先生が好きなんです」

学生「……え?」

生徒B「こないだ先生が寝てたとき、その寝顔見て……」
生徒B「それから何か、俺おかしくて。皆の知らない先生を知ってる優越感に浸ってるんです」
生徒B「同時に、俺に教えてくれた公式をクラスみんなに教える先生が嫌で……悔しくて」
生徒B「それが何なのか分からなかったけど、今先生の話聞いて……分かりました」
生徒B「俺、学生先生が好きです」

学生「生徒B君、軽はずみなことは言っちゃ」

生徒B「軽はずみじゃないです! 俺、今だって先生のこと泣かしてるそいつがむかついてむかついて」
生徒B「……そして、先生みたいに後悔しないように伝えました。受け止めてください」

 

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:15:57 ID:ppkcpmcH0
学生「……」
学生「(俺と同じ、なのかな)」
学生「(昔の俺と違って、生徒B君は優しくていい子だし、俺なんかには……)」
学生「……でも、すごく嬉しい」

生徒B「先生、俺じゃ駄目ですか。そいつの代わりでもいいんです」
生徒B「俺なら先生を泣かせたりしません」

学生「……生徒B君こそ俺でいいの?」

生徒B「俺の知らない計算式を涼しい顔で解く先生が好きです」
生徒B「こないだ見た寝顔も、この泣いてる顔も、他の奴に見せたくない」
生徒B「……だめですか?」

学生「(いいのかな、甘えて。俺実習生なのに)」
学生「でも……俺ももう後悔したくないんだよね」
学生「俺は最低野郎だからさ、飽きたらいつでも捨てていいからね」

生徒B「有り得ない事、言わないでください」チュ

学生「……ん、む」

 

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:21:43 ID:ppkcpmcH0
学生「あ……っ」
学生「(学校で、生徒に、服脱がされて触られて……)」
学生「(いいのかな。でも止めて欲しくない)」
学生「(いいや。今更いい人ぶったってもう無駄だろ。俺はバカで嫌な奴で……)」

生徒B「先生、また余計なこと考えてる」

学生「ん、っ」

生徒B「俺、過去の先生の事知らないです」
生徒B「でも今の、頭良くてとことん頑張る先生は知ってます。それじゃ足りないですか?」

学生「……本当に、よく出来た生徒だよ。俺には勿体無いくらい」
学生「俺でいいなら全部あげるよ。いや、もらってくれる?」

生徒B「……いいんですか?」

学生「いいよ。といっても俺も初めてだから、リードとかできないけど」

生徒B「痛かったら、ごめんなさい」

学生「あっ、く……大丈、夫だから、もっと……」
学生「……っ!」
学生「(痛いけど……丁度いいな)」

 

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:27:06 ID:ppkcpmcH0
学生「皆さん、二週間ありがとうございました」
学生「これで僕の実習は終わりです」

ワーワー

女子A「学生先生、これクラスみんなの寄せ書きです」

生徒A「こっち花束。それと俺からリポD」

生徒C「おいリポDって後からどっと疲れるんだぞ!」

女子B「何で知ってんのあんた」

ドッ

学生「……ふふ」
学生「(こういう授業も、いいな)」

 

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:29:42 ID:ppkcpmcH0
男「寂しくなるな、お前がいないと」

学生「彼氏いるくせに」

男「そういう方向じゃねーよ! ったく、減らず口は最後までそのままか」

学生「それでもいいって人がいるんだよ、直す気ないね」

男「……ふーん? お前にもそういう相手がねぇ」
男「またどこかで会ったらよろしくな」

学生「公園のトイレ以外だといいね」

男「あはは、そりゃそうだ!」

学生「じゃあ……お世話になりました」

男「おう、じゃあな」

 

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:31:42 ID:ppkcpmcH0
学生「……」

生徒B「先生! 私服じゃん着替えてきたの?」

学生「ばか、もう先生じゃないんだ名前で呼べよ」
学生「……教師と生徒の関係じゃなくていいんだろ?」

生徒B「もちろん、えと……学生?」

学生「ん」

生徒B「じゃあ……行こうか」

学生「ん」ギュ

生徒B「へへ……」

学生「……」
学生「……今度こそ、正直に生きるよ」

 

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:34:17 ID:OV7X/MpQ0
ええ話や

 

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:40:07 ID:Usa5ghv00
※ホモです

 

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:47:48 ID:fmE6PAsc0
ノンケなのにおかしいな….

 

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 01:59:18 ID:ppkcpmcH0
本当に終わり
お疲れ様でした

※このスレは(ry

 

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 02:02:25 ID:EWqcmTvF0
乙 いいホモだった

 

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 02:03:45 ID:MD/XJ2cG0

なんか目覚めそうだ…

 

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 02:07:24 ID:jxyldKG40
おつ

 

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 02:09:33 ID:EqIp6RPr0
おつ

 

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/02 02:13:36 ID:1oHp6JD40
おつ
ホモの俺にもグッときた

引用元:http://www.bayshoreins.com/about/green05.html
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1341148943/l50

 

たまにはこんなSSも…

 

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コメント

    • 名もなき乙女
    • 2014年 1月 08日

    イイネ!といいたくなる

    • 名もなき乙女
    • 2015年 9月 22日

    とてもいいホモだった

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